松村法律事務所

CASE1. 保険会社からの治療費打ち切り示唆に対抗し、打ち切りを阻止し後遺障害認定も獲得した<240万円up>

2019年11月19日解決事例

■相談内容
事故直後から相手保険会社の対応に不信感があったため、事故直後に来所され、治療開始直後から当職らが保険会社との全ての対応に当たることになりました。にもかかわらず、治療継続中に、保険会社が治療の打ち切りを示唆してきました。

■解決内容
依頼者様からお聞きする通院状況からは、今後の治療継続の必要性は明らかなように思えました。しかし、保険会社に対し説得的に話をするには医学的な知見に基づく反論が不可欠です。そこで当職らは、担当医に治療の経過や今後の見通しについて細かく質問をすることにしました。その結果、担当医からこちらに有利な医学的意見を文書で引き出すことに成功しました。

この担当医の文書を保険会社にぶつけたところ、保険会社は以後の治療についても必要性を認め、治療打ち切りの意思を撤回しました。さらに十分な治療を経た後の慰謝料や後遺障害認定についても当方の主張が満額で認められました。治療が途中で打ち切られてしまったときと比較して、約240万円の増額となりました。
示談が終わった後、依頼者様からは「途中で治療が打ち切られたらどうしようかと思っていたので、事故直後にすぐに委任しておいて本当に正解でした」と喜びのお言葉をいただきました。