2019年11月19日解決事例
■相談内容
自動車を運転して信号待ちをしていたところに原付が追突してきたという事故で、加害者に対し任意保険の使用を促したところ、任意保険未加入であることが発覚。さらに、加害者は失業中で資産もない状態であり、どうしたら良いかと途方に暮れた状態で相談に来られました。
■解決内容
依頼者様自身の保険を調べたところ、自分が加入する保険会社が治療費や一定の慰謝料を保険金で支払ってくれる「人身傷害特約」を付けておられたので、まずはこの特約を使用していただきました。そして治療が終了した後、支払われた治療費額と保険会社からの慰謝料支払い額を確認したところ、まだ自賠責の120万円の枠に十分な余剰が残っていることが分かりました。
そこで、自賠責に対し弁護士基準での慰謝料支払いを請求したところ、弁護士基準での慰謝料満額を回収することができました。
人身傷害特約を使用するだけで終わらせていた場合と比較すると、30万円以上多い慰謝料を獲得していただけました。依頼者の方にも「このような方法があるとは知らなかった。相手が任意保険に加入していた場合に弁護士を入れて示談交渉し示談金が増額した場合と同じ結果になり、本当にありがたいです」と喜んでいただきました。